千年都市の民と水

素敵な宇宙船地球号。京都。京都の秘密?平安京の文化を磨き上げたものと。水が磨き上げたものと。京料理に、茶道、京友禅。全て水の芸術と。驚きの地下水脈があると。京都水物語。ナビゲーターはソムリエ田崎真也

東名高速を東京へ向かうトラック。赤坂の京料理の老舗菊乃井。水が東京都と全然違うと。喉の奥でミネラル分を判断するんだ。東京武蔵野の水と京都の水の比較。武蔵野の水は硬いか。フレッシュだけど日本料理にはきついのではと。昆布のダシ取り。東京の水もうまいけれども、京都の方はふわーっと味が広がるか。

京都の生活は水と切り離せないと。水菜や壬生菜も地下水が土作りに欠かせないと。京友禅も必須と。色が違うと。

寿司伊像叉。江戸時代から使っている井戸wおお。海から遠い京都ではこういう井戸の底で魚を冷やしていたんだ。井戸の底に冷蔵室を作っている。氷室というやつか?昔の貴族は氷室に氷を溜めておき夏場に出してきてそれを酒に浮かべて飲んだのだと聞きましたが、こう言うところに保存しておいたのでは?

関西大学工学部。琵琶湖に匹敵する水が京都盆地の地下にあると。人工の地震を起こしCTスキャンのようにして断面を調べたと。砂礫層と粘土層がかさなり、砂礫層に水が溜まると。砂礫層の浅いところほど軟水と。京都の人達はこれを使っていると。桂川、木津川、宇治川が男山と天王山が鍵と。この辺りから水が湧くと。サントリーはここを使っているんだ。サントリー山崎蒸留所はここにあるんだ。

京都御所もこの近く?帝も良い水をお好みなさり給われたのでしょうね。

伏見。ミネラルをしっかり感じる方のものが酒造りに向いていると。伏見の水はわりと硬いのか。伏見の水を脅かすことがあった?昭和初期に陸軍が地下鉄を作ろうとしたんだ。軍人も酒は大好きだろうから話に応じて高架線にしてくれたと。話が分かるねえw

湯葉半。おwうまそうwいいにおいだろうなあw湯葉だw汲み上げ湯葉だw江戸時代から使っている地下水。こちらはものすごい軟水か。

旅館柊家。井戸を深く掘り直したと。平野屋。70メートルよりも深く掘っていると。地下鉄開通で、使っている地下水の地層が変わると老舗の味も変わるのか。

田崎慎也による水のテイスティング湯葉半は18メートル。最後まで飲んでも柔らかい甘いと。柊家さんの方は若干苦いと。平野屋は苦みとミネラル感がバランス良いと。やはり深くなるに釣れて若干硬くなって行くと。微妙な違いはあるがどれもうまいと。平野屋さんの豆腐。大豆の香りがすごくてうまいと。

京都も都市化と開発で影響が出ていると。蚕の社。むう。聖なる池が干上がってしまったか。道路の舗装や下水工事がこの悲劇を起こしたと。人災だと。

裏千家今日庵。毎日井戸の水で茶を点てると。裏千家家元。元々水は自然の恵みだと。それによって人間が活かされていると。衣食住が全て水に関わっていると。

世界屈指の1000年都市をこれからも支えていかないといけませんねえ。

宇宙船地球号の〆エココロ財津和夫。自然の中には自然の音があると。その中で言葉少なにしてていると、「音は言語である。」と見つめ直してしまうと。むう。古今東西を問わず多くの作曲家の人達がこの方法により曲を作っているという話を聞きますよね。

本当に水が違うんだろうな。最も代表的なグルメ漫画である美味しんぼにおいても第一話が水の違いを言い当てるというエピソードでしたからね。確か、豆腐の味比べをして、その味の違いを水の違いまで言及できた山岡と栗田さんが究極のメニュー担当として抜擢されるという話だったような。

後、伏見の銘酒の危機は最近にもあったでしょう。聞くところによると、阪神淡路大震災のおり、大被害を受けて立て直しに困っていた酒蔵を大手の酒造メーカーがずいぶん汚い手を使って丸め込んでいったのだとか。本当にあったことならば、何年経とうとも許されることではないでしょうね。なにせ、千年都市に暮らす人達からかった怨みですよ。おお怖い。怨霊にたたられる・・・・。早く陰陽師に相談した方が身のためですよ。まあ、陰陽師はおそらく京都の人達の味方でしょうけれどもね。