ビッグアップルともゴッサムシティーともw

素敵な宇宙船地球号。今日は、観光客の知らないニューヨークのお話。ニューヨークは夢と挫折の交錯する町と。ふむふむ。町の隙間に住民達だけの公園があるんだ。その共同スペース作りを通じてコミュニティーの交流が図れているとか言うのでしょうか。

マンハッタン島。アメリカンドリームの台所と。セントラルパーク。都会のオアシス。これは表の庭。ここは観光客やニューヨーカーの憩いの場所と。ダウンタウンには住民だけのコミュニティーガーデンがあると。お。小さいスペースに緑がぎっしり。む。公園と言うだけでなく、野菜とか住民が育てていたりするんだ。結構立派な野菜が出来てるぞ。

そういうスペースが出来た理由。最初に作られたリズ・クリスティーガーデン。同名の画家がいたんだ。その画家が、70年代から80年代犯罪率が上がって、アパートは廃墟で、空き地は犯罪の温床になった現状を嘆き、「子供達が安全に遊べる庭が欲しい。」と呼びかけて作り始めたんだ。みんなでゴミを拾い整理して作ったと。そしてその流れをくむものが生まれていったと。それだけでなく、9.11も影響していると。9.11の時家族の安否・知人の安否確認のために利用され、また、その後の心の癒しの場としても発展していったと。

ロワー・イーストサイド。昼間は解放するが、夜はしめるのか。住民だけが鍵を持っているのか?でも、昔は、一年に3人も射殺される場所だったんだ。治安が悪くて走りながらでないと通過したくない場所であったと。がれきの影とかが麻薬の売人の隠れ場所になったりしていたんだ。それをかたづけてガーデンにと。ただの空き地にしておくと、誰が何をするか分からないから、住民が公園にして管理をするようにして、治安を維持回復させたとかそんな感じですかね。海岸の防波堤とか、高架線したとか、放っておくとものすごい落書きをされてしまうから、自治体が公募して市民にあらかじめ絵を描いてもらうとかそう言った発想ですかね。

コミュニティーガーデンが夜の町を変えたんだ。ハロウィン。昔は夜の町でハロウィンを楽しむなんて出来なかったんだ。でも、住民の努力の見返りに市が住民にただで貸し出していたコミュニティーガーデン用の土地は、再開発のため返還を迫られているんだ。ジュリアーニさんがそんな判断をしていたなんて。なるほど。利益の上がらない緑地帯よりも利益を上げて警官の数を増やした方が治安は良くなると。その開発の波はロワー・イーストサイドにも押し寄せてきたと。行政と裁判と。市民にも庭を守る権利があるはずだと。長期間管理してきたものには所有権もあるはずだと。開発か、ささやかな緑か。麻薬とかの犯罪は減ったと。開発で違う町になれば良いという人もいると。

ブロンクス。ここでも再開発。スペイン語が飛び交う地域。プエルトリコから来た人達でまとまっているのか。チェマの家。ここではリンゴを植えて住民が交流しているんだ。
低所得者が多い地域なのか。移民の町か。庭のリンゴで作ったアップルパイと。35年前に夢を抱えて出てきたのは良いがギャングの銃撃戦や、後、英語がうまく話せないから、移民同士が集うコミュニティーが必要だったと。それを市が明け渡せと。市は折れたけど代替地をよこしただけと。30年かけて作り上げてきたものなのに。でも、新しい空き地にプエルトリコの街角を作り出すと。リンゴを植えて小屋を建てると。

巨大都市ニューヨークの街角のこころ暖まるお話でした。

管理されていない土地は無法地帯になってしまうから、積極的に住民達で管理し、住みよく安全な町にしようとコミュニティーごとに公園作りをしてしまうなどと言うのは、フロンティア精神にあふれており、誠にアメリカ人らしい話でした。みんなが西部のガンマンというか、西部開拓時代の心のようなものを持っているようで、大都会となったニューヨークにも古き良きアメリカ魂はいまだに健在という感じがして面白かったです。でも、残念ですね。その行いも消されようとしているとは、再開発は都市というものが生き続けてゆく上でどうしても必要なものかもしれませんが、うまくコミュニティーガーデンを残してゆけませんかね。20年〜30年住民が培ってきた人の輪は大事にした方が良いと思うのですが。9.11以降の役割を考えるとますます必要なものとも思えますが。まあ、ニューヨーク市も根こそぎ何とかしてしまおうとか言うことは考えてはいないでしょうね。

都市計画上、緑はとても重要ですから、特に、ニューヨークのような大都会ならばなおさらのこと。大気汚染や、雨水管理や、やはり、住民、労働者のために大量の緑が必要なわけで、そのために公園は必要なわけで、住民達が管理してくれるコミュニティーガーデンがあれば、市が管理費用を払わずとも公園が維持管理できるわけで、市の財政を削らずとも必要なインフラが手にはいるわけだとも思うのですが、どうでしょう?現ニューヨーク市長さん。

エココロトータス松本だ。ん?自分の家で太陽発電やってるのか?

日本には、そんな空き地とか有りませんよね。日本が狭いからとかそう言うのではなくて、日本はずっと日本だったからそうなのだと思います。変な言い方をしましたが、ようするにアメリカは、ほぼ、100%移民の国であり、ほんの300年くらい前に突然移民が移り住み始めて出来た国だからこそ、不完全な部分が多くあり、そういった狭間の部分に無法が入り込むような余地が生まれてしまい、それをどう解決するかという問題があがったりする。そう言うことなのだと思います。

でも、日本も移民というわけではありませんが、新興の住宅地とか、マンション群とか全く違った素性、違った事情の人達が集まる場所って結構ありますよね。そう言う場所では、コミュニティーガーデンを作れるように設計してあったりすると住みやすいかもしれませんね。でも、意外と、そこから住民同士の諍いが始まって・・・みたいなことも逆にあるかもしれないので何とも言えませんが・・・。

宇宙船地球号先週の放送を振り返って。先週は北九州市がエコタウンとして生まれ変わったという放送でしたが、確か、昨日だか今日の日本経済新聞で読んだのですが、カネミ油症の被害はいまだに残っており、北九州市発の過去の公害による被害はいまだに根深く残っているようです。裁判が終わっても公害の被害自体は消えるわけもなく、被害者には苦しい日々が続きます。

公害の被害者が自然自身である場合、地球があり続ける限り、将来的にいつか回復する力というものもあるでしょうが、人間等生物が被害者である場合、一生かかっても回復できないことも多く、致命的なものも多いのです。発展に伴う安全性への配慮はとても重要ですね。

環境問題とは異なりますが、アメリカ産輸入牛肉への対応がとてもきちんと出来ていました。とても素晴らしい対応だったと思います。よくぞ見抜いたという感じでしたね。危険とされる特定部位が入っているのにぬけぬけと通したりしたらそれこそ間抜けですからね。
チェック機構が正確に機能しているのだなと安心するニュースでした。国益とは、文字通り国民の利益であり、食の安全は国益です。環境への配慮も似たところがあるのではないでしょうか。環境への配慮も立派な国益のはずです。そして、地球は繋がっていますから、国際益でもあるはずです。

SHOWBIZ COUNTDOWN。7位のSAYURIチャン・ツィイーきれいだよな。絶対的なアジアンビューティーだよな。お。桃井かおりすげえちゃんとした英語話してる。日本人の英語でなくてちゃんとした英語に聞こえる。トレーニングしたんだ。でも、そういう英語話していてもばっちり桃井かおり桃井かおりだw面白いw

キング・コングが3位陥落か。ピーター・ジャクソンは35年間憧れ続けてリメイクの機会を与えられたと。それは感無量だったことでしょうなあw観客には僕が9歳のころに受けた衝撃を受けて欲しいと。

お。ナルニア国物語も2位に落ちたぞ。話すビーバーw

1位は何だ?新作だな。HOSTELか。恐ろしい宿の話と。一万ドルであなたの嫌いな人を傷つけますというサイトにヒントを得ているんだ。拷問処罰殺人。クエンティン・タランティーノか。またえげつない作品を・・・。

LAST HOLIDAY。クイーン・ラティファ。やたらと豪華だな。女王の暮らしぶりのようだ

白バラの祈りゾフィー・ショル最後の祈り。ゲシュタポの記録を元に作られたゾフィー似関する映画。隠された裁判記録に基づく映画か。

ロマン・ポランスキー最新作。オリバー・ツイスト。チャールズ・ディケンズ原作。なんか、海外ドラマで見たことがあるような。ハウス芸術劇場でこういう作品をたくさん放送していたような。孤児少年が、仲間達と生き延びてゆく見たいな。