環境と地方自治

素敵な宇宙船地球号。今日は北九州市が舞台。七色の煙。分厚いヘドロ。青空が欲しいというキャンペーン。昔、北九州市は公害の街だったんだ。そんなかつての公害都市にして、日本の環境活動の原点となった都市の物語。

「この天の虹」。昔作られた映画。北九州市は、色とりどりの煙が空に吐き出され、それが繁栄の印とされていたと。官営八幡製鉄所を始め、重化学工業の先駆けとなって発展していったと。1957年設立の学校が20年後には廃校。なぜならば、校内に亜硫酸ガスやセメントのガスが流れ込んでいたからと。その学校の卒業生が登場。ぜんそくの子が多かったと。白い粉が降ってくる。でも、手に触ってみると真っ黒と。当時の考え方としては、公害に苦情を言うのではなく公害に負けない強い子を作れと。なめてんのか。ああ!!(怒。勤め口がその粉をはき出している工場という親がほとんどだったからか・・・。布団を干しても返って汚れるような環境。黒板も汚れて読めない環境。ほとんどの市民が工場に依存していたと。だから、生活がかかっているから環境が悪いことを工場に周囲に言えない環境であったと。そこで主婦達が「青空が欲しい」という活動を草葉の陰から始めたと。白い布を家の中や外にぶら下げて空気の汚れを調べることから始めたんだ。おお。8ミリ映画にもしたんだ。それが色々なところで放映されたと。1969年、亜硫酸ガスの濃度が酷くスモッグ警報が出るべき時に県の担当者が渋ったが、日本で初めてのスモッグ警報が発令。しかし、このスモッグ警報を契機に企業と行政が一体になって大気汚染対策に乗り出す景気になったと。幸い、北九州市には技術力を持った大企業が多く4年後には解決と。

もう一つの問題もあったと。洞海湾の汚染。佐藤栄作元総理大臣と北九州市のエピソード。この当時公害対策を政府が始めたところだったんだ。佐藤総理の後押しもあり、時代の流れにも乗って、汚染対策が始められたと。企業に負担を強いると言っても企業の儲けから生じた汚染と言っていいもの。企業は、汚染対策費を販売費及び一般管理費に排ガス等の環境対策費を盛り込むべき。ヘドロの除去作業は難航したと。2年かかったと。おお。今はきれいなもんだ。漁業が出来るくらいになったんだwそれはすごいたいしたものだw国連環境計画でも地方自治サミットでも高い評価を受けているんだwうん。この市はたいしたものだw北九州市の公害克服の技術を国外から学びに来る人もいるんだ。エコタウンとして活動しているんだ。日本一の公害の街から日本一の環境の街へ。企業の努力、自治体の努力、そしてそれを引き出した住民の努力が原動力だったと。自分たちの住む町のことですからね。自分たちで変えてゆかねば。それが地方自治ですよね。

宇宙船地球号の〆。エココロUA.。しょうがないなとおもわないでちゃんとしようよと。

途中の再現ドラマに出演していた伊藤かずえが良い味出してましたね。いままでに番組内にこんな再現ドラマ流してましたっけ?初めての試み?わかりやすく伝えるためには当事者に話してもらうだけでなく、こういった再現ドラマも手段として有効ですよね。

先週放送の内容もふまえて。

先週の棚田に住む人達を見て考えたことは、自然と共存することは尊いこと。しかし、発展途上な為、当然の成り行きとして自然と共存している人達もいる。そんな風景を見てしまったような気もします。我々の日本の様な先進国が考えてゆくべき自然と共存する姿とは少し違う気もしますね。

我々先進国がめざすべき自然との共存とは、先進国の現在の生活水準を落とさずにして、自然との調和を計るというものではないでしょうか。そのための知恵が様々なところで生み出されるところもこの番組では見られるのでとても楽しいです。

発展を悪いことととらえることは間違いで、発展に伴った環境対策もしてゆけばよいと。便利で豊かな生活を追求するという点で、その追求する豊かさの中に自然の豊かさも求めて行くのは贅沢でしょうか。というか、むしろ義務であるとすら思います。発展も自然の流れを利用したものであると理想的ですね。資源を得るのは自然からです。自然が、当為により能動的に行うことを補助する形でエネルギーを多く賄ってゆくと言うことをすると良いのではないでしょうか。

SHOWBIZ COUNTDOWN。2位がキング・コングで、1位がナルニア国物語か。第一章だからこれも連続ものだよな。原作者の遺族からの提案で原作者の家族に似ている子供が出演しているんだ。すげえよな。このライオンとか、いろいろなクリーチャーのCG。

僕のニューヨークライフ。お。クリスティーナ・リッチだ。久しぶりだな。ラブコメか。クリスティーナ・リッチのラブコメ。まあ、昔からコメディー映画には出なれていますからね。リッチとかもラブコメにはいるとするならば、既にラブコメ経験有りと言うことになりますがw愛に勝るものなんてなにもないってwジェイソン・ビッグス。ウッディ・アレン監督か。