北の国だそうです。

ニュース23を見ました。学力世界一は、フィンランドだそうです。読解力がまず世界一だそうです。図書館がとにかく充実しているそうで、東京都で比べると人口あたり2.6倍あるそうです。子供達がたくさん読んでいて、本を5段階で評価できるようになっている影像が流れました。日本の図書館は立地も悪く、どちらかというと、お年寄りが座席を占有していて、子供はあまり見かけないような気もします。もっと、学習の場としての機能を見直してみてはどうでしょうか。夏休みの宿題も少ないらしく。宿題の量は関係ないらしいです。落ちこぼれを作らない教育をしているそうで、補習授業を盛んに行い、約2割の生徒がうけてその成果が出ているようです。日本では、補習を恥としていますが、あちらでは、そういった意識はないそうです。留年も普通にしていいものになっているようです。
今の課題は、科学と数学のレベルをさらに上げることだそうです。知識集約社会人的資源を重視した社会が建設され、よって、子育て支援も盛んに行われており、育児休業や、休業後の職場復帰が法律で保証されており、収入の保証も手厚ようです。人口約500万人の国と日本を比較すること自体無理があるかもしれませんが、学ぶことも多いのではないのでしょうか。また、フィンランドの消費税は22%で、所得税の方も給料の7割近く持って行かれるとも聞きます。大きな政府だから可能な技かもしれません。